大学生の退屈しのぎ

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人生は孤独...。ひとりぼっちで寂しい時に聴きたい曲10選

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人生は基本的に一人でいるしかないのにもかかわらず、一人で居続けることは辛いです。でもそんな時にこそ力を発揮してくれる音楽もきっとあると思うので、今回はぼくが個人的に言いようのない虚無感とか、不安みたいなものを感じて怖くなった時に聴きたくなるものを選びました。

 

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目次

 

1.Loser/Beck

「オレハ マケイヌ 俺は負け犬さ 殺っちまったらどうなんだ」

どうしようもなく気怠い声で歌われるこのサビを初めて聴いた時、なんだか生きていて良かったなと思った。これ以上の快感を知らなかったような気さえした。この曲はぼくが自分に自信をなくした時に一番響く。負け犬でもいいじゃん、元気だそうよ!って曲ではなく、投げやりに負け犬なんだからとっとと殺してくれよって歌っているところに一番の快感があるのかな。あと、もちろん曲がかっこいい。イントロのアコギのスライドギターに脱力感のあるラップ。かっこいい。

 

ルーザー

ルーザー

  • ベック
  • ポップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

2.Snowflakes/the HIATUS

タイトルの意味は雪片。細美武士が始めたプロジェクトであるthe HIATUSのサードアルバムに収録。サビのハモり、クリーンなギター、そして繊細なドラムがツボを刺激されているみたいに気持ちがいい。曲の雰囲気に哀愁が漂っているのはもちろんだけど、この曲はどうしようもない孤独を歌っている。たとえ季節が夏でも、そばに誰もいないから雪が降っているみたいに寒い気がする。そしてそばに誰もいないのは自分という人間だからな気がする。違う人間になってまともになれば、きっと君が近くにいてくれる。。きっとそんな感情を歌った曲。

誰も来なくて夏が寒い時には

曲を書いて平気なふりをする

夜が痛くて太陽が年老いたときは

曲を書いてへたくそな歌を歌っている

僕を他の何かに変えて

そうすれば大丈夫な気がして

もっと近くに感じられる

僕を他の誰かに変えて

そうして大丈夫な気がして

君をもっと近くに感じられるから(対訳)

 

Snowflakes

Snowflakes

  • provided courtesy of iTunes

 

 

3.沸点36℃/eastern youth

今までの曲とは違って少し熱い歌を。でも世に溢れる陽キャラが肩を叩いて励ましてくれるような白々しい励ましの曲ではなく、陰キャラが一緒に泣いてくれるみたいな熱さを持った曲。きっとこういう曲って不器用な人間にしか分からないような気がする。ギターの音がいやに綺麗で優しい。「生まれたくて生まれたんじゃないと 拗ねて世界に唾を吐いて楽になったか?」という歌詞を聞いた時は衝撃だった。

漸く夜が明けたと思ったら辺りは砂漠だった

ここらで旅路も終わりか?

道なんてどうでも構わない  

 

沸点36℃

沸点36℃

  • provided courtesy of iTunes

 

4.深夜高速/フラワーカンパニーズ

「若さはいつも素裸 見苦しい程一人ぼっち」

ぼくが高校の頃に聞いていた曲。きっとこの曲はフラワーカンパニーズというバンドのキャパを超えたパワーを持っている。これもきっと暗い青春を過ごした人にしか響かないのかな。静かなアルペジオから一気にボルテージが上がるかのようにそれぞれの楽器が入ってくるイントロもいい。この緩急が若い頃特有の情緒不安定な心みたい。何も分からないまま走り続けてきたけど、どこに行くかも、どこに行きたいのかも分からない。現実に対して全然ちゃんと向き合っていない。生きていてよかったなんて思える瞬間を感じることさえ、きっとどこかで諦めていた。でもそんな主人公が生というものを心から謳歌して「生きていてよかった」と叫ぶまでの歌。

生きててよかった 生きててよかった

生きててよかった そんな夜を探してる

生きててよかった 生きててよかった

生きててよかった そんな夜はどこだ

 

深夜高速

深夜高速

  • provided courtesy of iTunes

 

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5.落日/東京事変

3枚目シングル修羅場のカップリング曲。落日とは沈もうとしている太陽のことで、この時期に初期メンバーが脱退したこともあり、そのメンバーに向けたという説もある。(曲の最後に新しいメンバー、伊澤一葉浮雲の紹介が入っている)でも、なんだかこの曲にはそれ以上の普遍的な出会いと別れ、生と死というものを感じる。ぼくはこの曲はとても脱退したメンバーを想って書いたとは思えない。というかもうこれはぼく自身の願望になってしまうのだけど、小さな犬、猫のような無邪気で、太陽のような存在を失ってしまった曲であってほしい。自分が死(落日)を見届けることをわかっていて、それを受け入れて出会ったはずなのにどうしてそれが失われてやっぱり悲しいのだろうと。歌詞はどこを取っても芸術的なのだけど、特に好きなところを抜粋。

雪に生れ 何時も笑い 雨を嫌い 此処に居た

確かなのは只唯一 君のさっき迄の温もり

「何が悲しい?」と尋かれたって 何も哀しんでなど居ないさ

丁度 太陽が去っただけだろ

微かな希望と裏腹に ごく当たり前の白けきった夕日を迎えた

独りきり置いていかれたって

サヨナラを言うのは可笑しいさ

丁度 太陽が去っただけだろう

僕は偶然君に出遭って ごく当たり前に慈しんで 夕日を迎えた

さあもう笑うよ

 

落日

落日

  • provided courtesy of iTunes

 

6.退屈しのぎ/きのこ帝国

ぼくがきのこ帝国を好きなのはきっと、日常の中で消せない無気力感にどうしようもなく共鳴してくれるからなんだろうな。これは佐藤さんが嫌いな人を想って書いたとされている曲で、どこか軽蔑を含んでいるような歌い方ときのこ帝国の代名詞でもある轟音がそれに乗っかって破滅的な激情を訴えかけてくる。毎日に意味が感じられなくなって、無気力で不安を感じた時でも、誰かへの憎しみが力なく残っていて、それは幸福への渇望にも似ているのかもしれないけど、でもだからって避けられない。ぼくは暗い感情の波に襲われた時、どうしてもこの曲が聴きたくなってしまう。

唐突に始まるお前の昔話

聞きながらアルペジオ

冴えないノンフィクションの結末を

握っているお前の手は冷たいから嫌だ

やさぐれ吐く息に混じる声が歌い出す

 

退屈しのぎ

退屈しのぎ

  • きのこ帝国
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

7.Fillmore Jive/Pavement

Fillmoreとは当時のライブハウスの名前で、jiveはデタラメという意味のこのタイトル。つまり、ロックをおちょくっている。退廃的な世界観とこの轟音が本当にたまらない。それにもかかわらず、メロディー自体はすごくポップでキャッチー。ぼくが初めてこの曲を聴いたのは高校の同級生のスマホに入っていたからなのだけれど、初めてこれを聴いた時、ガラクタの中にきらきら光っているものを見つけたみたいな気持ちになった。‘I need to sleep, why won't you, why won't you let me sleep?’と繰り返すサビがひたすらカッコよくて、今でもずっと聴いてる。

Goodnight to the rock and roll era

(ロックンロールの時代はもう終わったんだ)

Cause they don't need you anymore

(もう誰もお前を必要としていないんだから)

 

Fillmore Jive

Fillmore Jive

  • provided courtesy of iTunes

 

8.太陽のうそつき/ゆらゆら帝国

ゆらゆら帝国の中でぼくはミーのカーというアルバムが一番好きで、その中でも一人で聴いた時にスッキリしそうな曲を。これでもか!ってくらい辛いことがあったとしても笑えてくるような滑稽さを持っているところがぼくは好き。このタイトルのせいかもしれないけど、ぼくはこの曲を聴くといつもカミュの異邦人を思い出す。人を殺した動機を聞かれて「太陽のせいだ」と答え、命を乞うよりも死刑になることを望むムルソーという人間を思い出す。根本的な両者の共通点としては意味がわからなくてもとにかくクールであるということなのかもしれない。。

死ぬまで一緒にいましょうと

言ってた小鳥は逃げた

なんだかいいことありそうな

青空が悪いの

 

太陽のうそつき

太陽のうそつき

  • provided courtesy of iTunes

 

9.Heaven's On Fire/The Radio Dept.

「君を見ていると 天国が燃えているみたいに熱い」

シューゲイザーでポップというものを両立させていながら、とてもかっこいい。歌詞も情熱的なラブソングに取れて、明るい曲にもかかわらずぼくはこれを聴くと昔好きだった人のことを考えて少し切なくなってしまう。ちなみに訳はぼく個人が解釈したものなので悪しからず。。

When I look at you heaven's on fire

(君を見ていると 天国が燃えているみたいに熱い)

I wish I didn't know you better

(君を知らなければよかったのに)

But it's pointless

(でもそんな風に思うのは的外れだね)

One look at you heaven's on fire

(君を一目見ただけで 天国が燃えているみたいに熱い )

 

Heaven’s On Fire

Heaven’s On Fire

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10.Reel Around The fountain/The Smiths

最後はスミスのデビューアルバムから一曲。スミスの弱虫で女々しいけどかっっこいいところが好き。クリーンなギターもやっぱりすごくいいけど、ちょっとMっ気ある歌詞がきっとこの曲の魅力。噴水の周りをまわってなんてちょっとおしゃれなタイトルなのに、蓋を開けて見たらなかなか生々しい男女の関係の歌というか。「噴水の周りをまわって 僕を中庭で引っ叩いてよ」ってどういう状況なんだ?って感じだけど、なんとなく映画のワンシーンみたいにちょっとSっ気ある可愛い女の子と童顔の少年がスローモーションで噴水の周りを戯れているシーンを想像してしまう。ぼくが一番気に入っているのはサビの歌詞。

Fifteen minutes with you

(きみとの15分間)

Oh, I wouldn't say no

(ぼくはいやだって言わないよ)

People  said that you were virtually dead

(みんなはきみを死んだも同然だって言うけど)

And they were so wrong

(みんな間違っているんだ) 

Reel Around the Fountain

Reel Around the Fountain

  • provided courtesy of iTunes