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【ネタバレあり】映画「マイノリティ・リポート」(2002)のあらすじと感想

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マイノリティ・リポート(2002年公開)

youtu.be

主演:トム・クルーズ

監督:スティーブン・スピルバーグ

脚本:ジョン・コーエン・スコット・フランク

配給:20世紀フォックス

上映時間:145分

 

 

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あらすじ

舞台は西暦2054年のワシントン。

プリコグと呼ばれる犯罪予知装置の開発によりワシントンでの殺人事件の発生率は0%になっていた。プリコグとは具体的には三人の預言者が見た脳内のイメージを映像化するシステムで、警察はそのシステムの開発に伴い、「殺人犯」が殺人を犯す前に逮捕できるようになっていた。

ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)はその犯罪予防局に勤める刑事。彼は何者かに誘拐され息子を失った過去の反動から仕事に精を出し、このシステムに執着する。

 

ある日、システムの全国規模の導入の動きに対する視察のために司法省のダニー・ウィットワー(コリン・ファレル)が犯罪予防局にやってくる。彼はこのシステムを信用しておらず、欠陥を探していた。

 

後日、プリコグが新たな殺人を予知する。

そこに映っていたのはジョンが見知らぬ男を射殺する姿だった。

 

刑事から一転、殺人犯として追われることになるジョン。追跡から逃れながら、ジョンはどうして自分の殺人が予知されているのかを追っていく。

 

ジョンはまず、システムの開発者、アイリス・ハイネマンの元を訪れる。そこでジョンは3人の預言者が一致しない際に少数派の報告を破棄する「マイノリティ・リポート」の存在を知る。システムの疑いをなくすためにその存在はラマー・バージェス局長(マックス・フォン・シドー)など一部の人間にしか知らされていなかった。

 

ウィットワーの追跡を逃れながら、ジョンは自分の殺害が予知された理由とともにシステムの秘密と陰謀に迫っていくことになる。

 

感想(ネタバレあり)

ストーリーの設定がユニークでテンポよく進むので、145分という上映時間にもかかわらずサクサク観れました。

日本のドラマとかでも多そうな展開で洋画が好きじゃない人でも見やすいと思います。

 

あとはアクションシーンが結構多いのも見所です。コリン・ファレルトム・クルーズがばちばちに戦います。

というかコリン・ファレル演じる司法省のダニー・ウィットワーが優秀すぎてかっこいい。誰もが思考停止で信用しきっているシステムを疑ったり、他の人とは違う視点を冷静に持てるところがすごい。

 

ただ、細かいところはツッコミどころがあった気がする。

出だしの不倫現場に突入して夫を確保するシーンでも、枕元の窓をあんな豪快に突き破って侵入したら、奥さんも不倫相手も絶対死ぬだろ。。とか。

あとは取り出した眼球で認証システムが働くとか、殺人容疑がかかっているジョンの眼球でプリコグの聖域にあっさり入れるところとか。

 

あと何より気になったのが、息子の死の真相が本筋とはあまり関係なかったこと。無理やり関連づけるのも興ざめするけど、結局犯人は分からずじまいだし、ジョンが犯罪予知システムにのめり込む理由づけぐらいにしか意味をなしていなかったのがちょっと拍子抜けだった。

 

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完璧なシステムとは

やっぱ人間の手で作ったシステムである以上、完璧なシステムになり得ることはないし、完璧であると仮定してしまうと、それを抜けてしまった人間に気付かなくなってしまうという怖さ。。

一つのシステムに依存することの欠陥みたいなものを考えさせられます。

 

未来を予知すること

映画の中でジョンが球を転がして、落ちそうになったところをダニー・ウィットワーがキャッチするというシーンがありました。ジョンが「なんで今キャッチした?」と聞くと「落ちそうだったから」とダニーが答えます。「キャッチしたから落ちなかったが、そうでなければ落ちていた」とジョニーは言います。つまり、プリコグの正当性を主張しているわけです。止めるから誰も死なないが、止めなければ誰かが死んでいたと。

 

しかし、人間の行動は球のように単純な軌道を描くわけではないですし、不倫された夫だって直前になってハサミを捨てる可能性だってあったわけです。やっぱりそんな複雑な心の動きを予知するメカニズムみたいなものが最後まで引っかかったままでしたね。そこを言ってしまったら元も子もないですが笑

 

まとめ

色々言いましたが、この映画は観やすい映画であることは間違いないし、友達や恋人とかと観たら盛り上がるタイプの映画だと思います。ただあまり細かいことはスルーするか「あれおかしくない?」みたいに言い合いながら観るのが楽しい見方な気がします。僕自身はSF要素もアクション要素もミステリー要素もあったので、娯楽として結構楽しめました。

 

 

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