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孤高のロック詩人Lou Reed【ソロ時代のおすすめ17曲紹介】

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Lou Reed

ルー・リードLou Reed, 1942年3月2日- 2013年10月27日)は、アメリカニューヨーク州ブルックリン出身のミュージシャン。本名ルイス・アレン・リード (Lewis Allen Reed)。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの時代から前衛性とポップさを兼ね備えた斬新かつ挑戦的な音楽性、陰翳と知性に富みながらも様々なスタイルを持つヴォーカル、音像を形成する上で欠かせないオリジナリティ溢れる独創的なギター・プレイ、人間の暗部を深く鋭く見つめる独特の詩世界を持ち、同時期にデビューしたデヴィッド・ボウイを始め、後のパンク・ロック/ニュー・ウェイヴ、オルタナティヴ・ロック、ひいては音楽界全体に及ぼした影響は計り知れない。ロック・ミュージックにおける芸術性の向上、そのイノヴェーションに多大な貢献を果たした、20世紀以降における最重要アーティストの一人である。(Wikipedia

 

 

1.Wild Child

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ソロ時代の1st「ロックの幻想」はほとんどがヴェルヴェッツ時代に録音されていたものを録り直したものなんだけど、この曲はこのアルバムで初めて録音されたもの。

 

とにかく無駄がなくてかっこいい。

 

2.Perfect Day

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なんて完璧な1日なんだろう

君といることができて僕は嬉しい

あぁなんて完璧な日なんだ

君が僕を何とか生かしてくれてる

 

トレインスポッティングユアン・マクレガーが薬のやりすぎで倒れてしまうシーンでも使われていた大名曲。デヴィッド・ボウイ色が強く出てる名盤「Transformer」でも珠玉の一曲。

フレーズの1つ1つも好きだし、物悲しい雰囲気も好きだし「君は自分の蒔いた種を刈り取らなくてはならない」って終わり方も好き。

 

3.Walk on the Wild Side

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ルー・リードの代表曲。

哀愁たっぷりのベースラインと、悲しい人々の物語を綴った歌詞。

歌詞もわからず聴くと耳障りの良い乾いた曲って感じだけど、詞の内容はかなり際どい。ここでいうワイルドサイドは「危険な世界」のことなんだろう。

 

4.Make Up

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Transformerの中だったらあんまり目立たないのかもしれないけど、すごく好きな曲。ベースラインが面白い。

「You're slick little girl」と繰り返されてちょっと艶かしい女の子が想像できるのも素敵。。

 

5.Satellite of Love

 

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一番好きな曲。「愛の人工衛星」ってタイトルからかっこいい。

人工衛星が空高く飛んでいくのをぼーっと家から見て、いなくなってしまった大好きな人に思いを馳せる。

秋の夜に外でお酒を飲みながら聴く時に良い。

 

6.Lady Day

 

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アルバム「ベルリン」ではルー・リードがいかに詩人としても優れてるかがわかると思う。

彼女はバーのカウンターから降りてきて

そしてドアから出て行った

彼女が勝手にお家と呼んでいたホテルへと

濃い緑に汚れた壁をしたホテルだった

風呂とトイレは廊下にあった

 

このフレーズだけでも小説を読んでいるかのような気持ちになってしまう。

「彼女」のぶっきらぼうだけど魅力的なキャラクターがありありと浮かんでくる。

 

7.Men of Good Fortune

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邦題は「富豪の息子」

 

貧乏人を軽蔑しながら、自分と同族の金持ちさえも横目で軽蔑してる男のぼやきのような歌。

 

「貧乏人は酒を飲んで喚くだけだ」と言いながらも「貧しい男たちはしばしばどんなことでもやれてしまう」「彼らにはいざという時頼れる金持ちのパパなんていないのに」とも歌っているのが面白い。

 

 

8.Caroline Says Ⅱ

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彼女が窓ガラスを割って拳を通した

あれは何だか可笑しかったよ

 

物語のように歌われるアルバム「ベルリン」の中で、キャロラインのはなし(1)で女王さまのように振舞っていた彼女が(2)では自殺しようとする。

 

「ベルリン」は全曲通して聴くアルバムだけど、個人的に(2)の方が好きなのでこっちを紹介。

 

綺麗なキーボードと優しいギターがキャロラインの精神的な死を追悼する。

「アラスカは冷たくなってしまった」という表現からも、自殺未遂をしたことによって主人公は彼女が死んでしまったように感じているのがわかる。

 

9.What's Good(The Thesis) 

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人生とはマヨネーズ味のソーダのようだ

人生とは部屋のない空間のようなもので

人生とはベーコンとアイスクリームを合わせたようなものだ

つまり人生とはお前がいないってことなんだ

 

 

1992年に発表した「死」をテーマにしたアルバム「Magic and Loss」に収録。

パリ、テキサス」で知られる監督ヴィム・ヴェンダースの映画「夢の涯てまでも」のサントラとしても起用されている。

 

詞はもちろんルー・リード独特のクリーンギターと乾いたメロディーの良さが存分に出ていてとても好きな曲

 

 

10.Goodby Mass(In a Chapel Bodily Termination)

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君が冗談を言ったんだと思ったんだ

「これはそんなんじゃないわ」

君は言うだろう

「私は明日、煙になってるの」

 

邦題は「教会に於ける肉体の終演」

 

とにかく全部がかっこいい。特にギターの暗いけどキャッチーなフレーズが好き。Magic and Lossの中でも一目惚れするように好きになった曲。

 

11.Dreamin'

 

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「Dreamin', I'm always dreamin'」と物憂げに繰り返し、死んでしまった薬漬けの恋人を夢見る曲。

 

感傷に浸りたい時の1曲。

 

12.Halloween Parade

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80年代の最後の大名盤「New York」はキャッチーでヘヴィーさもあまりなくて凄く聴きやすかった記憶がある。

 

Halloween Parade〜」ってコーラスが可愛い。

 

13.Endless Cycle

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「New York」から好きな曲をもう一曲。正直「Romeo Had Juliette」からこの曲までの4曲は是非通して聞いて欲しい。

 

初めてアルバムで聴くなら一番聴きやすい所かもしれない。明るいフォークソング

14.Legendary Hearts

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この曲と同名のアルバム「Legendary Hearts」も個人的には「The Blue Mask」や「New York」と並ぶ名盤だと思う。

 

メロウで暖かいグルーヴ感が良い。ボソボソと呟くようなボーカルがとっつきにくいという人にも聴きやすい曲だと思う。

  

15.Martial Law

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同じく「Legendary Hearts」より

アクセントとして少しアップテンポなものも。洗練されたロックナンバーです。

 

 

16.Hang On to Your Emotions

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96年にリリースされたアルバム「Set the Twilight Reeling」より

 

アコースティックギターでしっとりと聴かせる曲。だけど、後半にかけて明るくなっていくので聴きやすい。

 

17.Coney Island Baby

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ラストはこの曲で。76年に発表された同名アルバム「Coney Island Baby」より。

 

アルバムの中でもこの曲は頭一つ抜けていると思う。暗いけどどこか暖かみのある一曲。

 

ルー・リードのアルバムを順番に聴いた時、前作の「Metal Machine Music」が難解すぎて聴くのが苦行なほどだったんだけど、このアルバムはとても聴きやすくて初めから好きになれた。この表題曲だけでも必聴です。