大学生の退屈しのぎ

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2019年私的ベストアルバム30(随時更新)

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30.Faye Webster「Atlanta Millionaires Club」

昔のオールディーズやガールポップを感じさせる「Room Temperature」「Come to Atlanta」など聴き心地が良い曲多め。ジャケットのセンスも最高。

 

おすすめトラック:「Room Temperature」

 ちなみにおすすめトラック全曲の視聴リンクはまとめて一番下に貼ってあります。

29.betcober!!「中学生」

 

これ今年めちゃめちゃ聴いた。異星人→決壊の流れが良すぎる。

このアルバムで初めてbetcover!!を聴いたんですが、遅咲きのおじさんが作ったのかと思ったらまだ18歳だという恐ろしさ。天才的なセンス。。

 

おすすめトラック:「決壊」

 

28.Bibio「Before」

 

Lou Reedが文学に限りなく近い音楽をやったみたいに、Bibioは綺麗な西洋画みたいな音楽に近いのかもしれない。どことなくアートに近い音楽。このアルバムはAmbivalence Avenueの次に好きな作品になった。

 

 おすすめトラック:「The Art Of Living」「Before」

 

27.Ride「This Is Not a Safe Place」

 

シューゲイザー好きとしてはやっぱりRideの新譜は外せなかった。今までのきらきらしたサウンドを残しつつも、瑞々しさが増えていい意味で初期衝動みたいなアルバムだと思う。先行で配信されてた「Repetition」もかっこよくて好きだったけど個人的には「Clouds of Saint Marie」が白眉です。

 

26.!!!「Wallop

 

第一印象は踊れる良質な音楽って感じ。今までそんな熱心に!!!を聴いていたわけではないんだけど、「Serbia Drums」は今年鬼リピしてしまったので入れました。

 

25.Big Thief「Two Heads」

今年「U.F.O.F」と「Two Heads」の2枚のアルバムを世に出したBig Thief。前作はPitchforkで9.2、今作は9.0という驚異の高得点。もちろんどっちもいいけど個人的には2作目の方が温かくて好きだったのでこっちを紹介。前作の方がやや難解なのもあるのかもしれない。レコードで聴きたいフォークの名盤。

 

おすすめトラック:「Rock and Sing」「The Toy」

 

24.Wilco「Ode to Joy」

 

「Yankee Hotel Foxtrot」の面影を残してる曲がちらほらあってよかった。初めはさらっと聞き流してしまったけどWilcoの静謐で緻密なアコースティックギターは心に優しく浸透していくっものがあるんじゃないかと思う。

 

おすすめトラック:「Quiet Amplifier」「Love Is Everywhere(Beware)」

 

23.Deerhunter「Why Hasn't Everything Already Disappeared?」

 

ポップさとDeerhunterの気持ち悪さが同居してる感じがすごくよかった。「Halcyon Digest」のようなやや難解な感じでもなく、「Monomania」や「Microcatsle」とも違う色をしたアルバム。

 

おすすめトラック:「Death in Midsummer」「Element」「What Happens to People?」

 

22.The National「I Am Easy to Find」

 

去年はグラミー賞も獲ってたけど、The Nationalはやっぱりインディー・ロックの感じがする。間違いなく現行のインディー・シーンの最高峰にいるバンド。個人的には抽象度が高く陰鬱な歌詞も魅力。

 

おすすめトラック:「You Had Your Soul With You」

 

21.100 gecs「1000 gecs」

 

「Money Machine」だけで盛らずに100回くらい聴いたと思う。「彼らがやっていることは特別新しいわけではないけど、魅力的でユニークで新鮮なように感じてしまう」とPitchforkが評していた1枚。酒飲みながら暴れるときの音楽に最適。

 

20.Benjamin Francis Leftwich「Gratitude」

 

みんな大好きThe 1975やPale Wavesと同じレーベルDIRTY HIT発のシンガーソングライター。

このジャケットのイメージそのまんまの綺麗な湖にいるみたいなサウンドが楽しめるので聴いてほしい。

 

好きなトラック:「Tell Me You Started to Pray」

 

 

19.ギリシャラブ「ブエノスアイレス

 

表題曲「ブエノスアイレス」の「セックスの途中で電話に出るようなあんな奴のことは忘れてしまえよ」って̪詞が妙に頭に残って聴いてた。ディスクユニオンかどっかでかかってて即シャザムしたのを今でも覚えてる。サイケなPOPが癖になる。

 

おすすめトラック:「ブエノスアイレス

 

18.Anderson .Paak「Ventura」

 

音楽をやろうと思ったきっかけはRadioheadだったとインタビューで明かしていて、ヒップホップはやりたくなかったとか。ロック好きにも受け入れやすいソウル・R&Bサウンドなのはそこに理由があるのかもしれない。

 

好きなトラック:「Make It Better」

 

17.Moonchild「Little Ghost」

 

このサウンドはなんなんだろう。R&Bやジャズの系統な気もする。アルバム全体を通して海の中にいるみたいな音の隙間が至福だった。

 

おすすめトラック:「The Other Side」

 

16.Swervedriver「FUTURE RUINS」

Swervedriver史上一番好きなアルバムになった。無駄なものがなくて洗練されていてめちゃくちゃかっこいい。Swervedriverそこまで好きじゃない人にも聴きやすい、インディー・ロック好きの心を確実につかめるアルバムだと思う。

 

おすすめトラック:「Mary Winter」「Golden Remedy」

 

15.Vampire Weekend「Father of the Bride」

 

18曲収録という大作でもある6年ぶりの新作。アコースティックギターと温かいコーラスを基調とする1曲目「Hold You Now」からキラーチューン「Harmony Hall」への流れは多幸感でいっぱいになる。ちなみにApple MusicではEzra自身の曲解説が掲載されているのでそれも必見。

 

おすすめトラック:「Harmony Hall」「Unbearably White」「Rich Man」

 

14.James Blake「Assume Form」

 

初めて聴いたとき、一曲目「Assume Form」から心をつかまされたのが今でも忘れられない。今までの作品ほど暗くもなく聴きやすいし、ダウンテンポとポップの絶妙な融合サウンドが心地いい。

 

おすすめトラック:「Assume Form」「Into The Red」

 

13.Tycho「Weather」

 フジロックで初来日したTycho。「Pink & Blue」は男性と女性を同時に愛してしまったことに着想を得た曲であり「全ての人に対するラブソング」なんだとか。日本人としては「Japan」という曲もあって嬉しい(しかもこれがすごくいい)。哀愁漂う極上のエレクトロニカ

 

おすすめトラック:「Pink & Blue」「Japan」「Into The Woods」

 

12.Erika de Casier「Essentials」

 

9月に観に行ったD.A.Nのゲストで初めて見て一気に好きになったデンマークR&Bアーティスト。妥協なしに全曲好きって言えるアルバム。チルできるソウルとかダウンテンポが好きな人はきっと気に入るはず。

 

おすすめトラック:「Do My Thing」「Little Bit」

 

11.No Buses「Boys Loved Her」

 

No Buses本当にかっこいい...。何回かライブも観たことあるけど、やり尽くされたと思っていたサウンドにまだまだこんな新しくかっこいいものが生み出せたのかと改めて思う。

 

おすすめトラック:「Untouchable You」

 

10.DIIV「Deceiver」

 

1stや2ndの優しいインディー・ロックとは結構変わって暗めのシューゲイザーサウンドが楽しめる一枚。ジャケットにもなんとなくイメージの変化が出ている気もする。今までのTurnoverみたいな優しいサウンドを期待してたけど、これはこれでめちゃくちゃ好きでした。

 

おすすめトラック:「Skin Game」

 

9.(Sandy)Alex G「House of Sugar」

 

耳に優しすぎるだけじゃだめで、できればちょっとキモいぐらいの方が個人的に好みっていうのもあってこのアルバムはかなりストライクでした。

 

おすすめトラック:「Talking」

 

8.Billie Eillish「WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?」

 

自分の周りの大学生はこのアルバムさえ知らなくて悲しかったんだけど、もはや語る必要もないくらいの一枚。ビリー・アイリッシュの存在は現行の音楽シーンのアイコン的存在。

余談だけどbad guyの歌詞をビリー本人が解説している記事もすごく面白かった。その中で「自分のことを常に誰しもに言わずにはいられない人々のことについて」というのがこの曲の最初のテーマだったとビリーは言っている。

この曲に「私は悪くなることだけが得意」という歌詞があるが、「こういうこと言う奴いるよなー」とからかいたくなりつつも自分にもそういう一面があることを否定できない。若者のこういう思考回路に対する皮肉を感じることができるのも17歳のビリーが書いた詞の魅力になっているんじゃないかと思う。

 

おすすめトラック:「bad guy」「all the good girls go to hell」

 

▽ビリー自身によるbad guyの歌詞解説の記事

https://nme-jp.com/news/78054/

 

7.Whitney「Forever Turned Around」

 

元SMITH WESTERNSの2人によるWhitneyのセカンドアルバム。温かいアコースティックギターの明るいフォークサウンドは多幸感しかない。レトロでノスタルジーな感じもありつつ、ちょっとソウルっぽさもあるから新しく感じる。

 

おすすめトラック:「Before I know It」「Song For Try」

 

6.Sunbeam Sound Machine「Godness Gracious」

 

クリーンギターと脱力系のボーカルのこの感じ、みんな絶対に好きになってしまうと思うんだけどどうなんだろう。楽しい夢の中を泳いでるみたいな感じ。アシッドフォークやソフトサイケ好きには必聴盤です。

 

おすすめトラック:「Anyway, Anyway」「Mind You」

 

5.The Radio Dept.「I Don't Need Love, I've Got My Band」

 

The Radio Dept.がもとからめちゃくちゃ好きなのもあるけど、今作はシューゲイザーエレクトロニカが絶妙に化学反応を起こした極上のサウンドで最高だった。

 

おすすめトラック:「We Climb the Wired Fences」

 

4.Kevin Abstract「ARIZONA BABY」

 

BROCKHAMPTONの創立メンバーKevin Abstractによるソロ・アルバム。温暖な南の島とかでゆっくり聴きたいヒップホップ。BROCKHAMPTONの新譜より全然聴いたかも。Twitterでも結構見かけた気がする。アルバムでもアクセントになってるチルできる感じの「Georgia」は特に好き。

 

おすすめトラック:「Joyride」「Georgia」「Peach

 

3.Tyler, The Creator「IGOR」

 

いい意味で敷居が低いヒップホップというか、ロックしか聞かない人でもきっとすんなり受け入れられるアルバムだと思う。一曲目「IGOR'S THEME」めちゃくちゃかっこいい。

 

2.Thom Yorke「ANIMA」

 

Radioheadの楽曲は聴くけど、トム・ヨークのソロは全然聴かないという人がもしもいたらもったいなさすぎると思わずにはいられないような大傑作。アンビエントな電子音を中心に構成された楽曲が多く、ホラー映画のサントラみたいな怖い曲もあるけど、トム・ヨークの綺麗なメロディーは顕在。

 

おすすめトラック:「Traffic」「I Am a Very Rude Person」

 

1.Girlpool「What Chaos Is Imaginary」

 

こないだ来日公演を観て恍惚としてしまったという色眼鏡は確実にあるんだけど(ちなみにレコードのジャケにサインももらった)、生涯大切にしたいってレベルのアルバムに出会えたなって実感が一番大きかったのはこのアルバムだった。Galaxie 500の「On Fire」を彷彿とさせる優しくて激しいギターロックの一枚。

 

おすすめトラック:「Hire」「Pretty」